正解のない人生
私たちの人生は、初めての連続です。
そして、正解は誰も知りません。
ですから、正解を求めてもわかりません。
あなたは唯一無二の存在
あなたは唯一無二の存在であり、あなたの人生はあなたしか生きたことがありません。
同じ場所にいても、何を見ているか(見えているか)、何を聞いているか(聞こえているか)、何を感じているか、何を思うかは、人それぞれです。
同じことを体験しても、一人一人その体験は違うのです。
まさに、十人十色です。
答えは一つではない
この世界には、絶対に正しい一つの答えがあるわけではありません。
相反することが同時に存在したり、明確な区切りのないものもあります。
そして、それらはお互いに相関関係にあり、片方だけでは存在できなかったりします。
つまり、私たちは矛盾に満ちた世界に生きていると言えるのではないでしょうか。
そしてそれは、そのまま心の中を現していると私は思うのです。
判断基準
時には、答えがないこともあるかもしれません。それでも、わたしたちは正解を求めてしまいます。
「これでいい」と思えるか
正解がないとしたら、何を判断基準にしたらいいのでしょうか。
考えられるものとしては、
- 偉人やあなたの尊敬する人だったら、どうするだろうと考える
- 人類の歴史の中で、人はどんな選択をしてきたのかを調べる
- 自分にとって何が一番大事か自問してみる
などが挙げられると思います。
その上でできた自分の価値観が、判断基準になるのではないかと私は思います。
自分の大事なものを大事にする生き方ができた時、それは決して楽ではないかもしれませんが、気持ちがいいものです。そんな時、人は自分自身に「これでいいんだ」とか、「これでよかった」という言葉をかけるのではないでしょうか。
「これでいい」と心からそう思えたなら、そのときやっと、あなたは“あなたの人生”を生きていると言えると思うのです。
それは、自分の人生に責任を持つことでもあると思います。
「これでいい」と思える“生き様”を求めて
先にも述べましたが、「これでいい」と思えるようになるのは、楽ではないかもしれません。
変わることは、とても大変なことですし、苦しい時もあると思います。
私は、そんなあなたの人生の一時を、共に歩ませていただこうと思っています。
あなたが自分で一歩づつ歩んでいくあなたの人生という道のりを、少しだけご一緒させていただこうと思っています。
あなたがご自分に、心から「これでいい」と言える時まで。