はじめまして、小嶋洋平と申します。
自己紹介をします。
心理カウセラーになったきっかけ
今私は、心理カウセラーとしての活動をしているのですが、そもそもなんでカウンセラーになろうと思ったのかということからお話しようと思います。
自分にできること
日本の自殺者数は、1998年に急増し、2011年までの14年間、年間3万人を超える状態が続きました(「自殺者数の年次推移」警察庁自殺統計原票データより厚生労働省作成より)。
私は、自殺のニュースを聞くたびに心が痛み、自分に何かできないものかと思いました。
悲しい決断をする前に、誰かに相談したり話したりできれば、また、そういう人や場所があれば、違った選択ができたのではないか、救えたのではないかと思ったのです。
ですから、漠然とですが、悩みを聞く場所を作りたいという思いはありました。
今思えば、あまりにも短絡的な考えだったと感じますが、その当時は、真剣に、自分がその“誰か”に、そういう“場所”なるにはどうしたらいいのだろうと考えていました。
かつてのメモに、私はこんな言葉を残しています。
きっかけを作ってあげたい。
1人で悩まないで、
1人で抱え込まないで、
相談したり、
助けを求めたり、
していいんだよ。
そういうきっかけをあげたい。
でも、その頃は、どうしていいかわかりませんでした。
そして、何もできないまま時間だけが過ぎていきました。
カウンセラーへの道
それから10年以上経ったある日、カウンセラーへとつづく道の入り口の扉が、急に目の前に現れたのです。
それは、メンタルファウンデーション・コーチ養成講座のお知らせでした。
「これだ!」と思いました。
ずっと問いかけていた“自分にできること”が、現実とつながり、希望や喜びを感じたのを覚えています。
私は、迷わずその扉を開け、カウンセラーへの道を一歩づつ歩みはじめました。
そして、一生懸命勉強し、一般社団法人メンタルファウンデーション・コーチ協会、認定プロフェッショナルコーチの資格を取得しました。
これが、カウンセラーになったきっかけです。
ただ、資格取得は、一つの通過点でしかないことは言うまでもありません。
この世に生まれた奇跡
両親、祖父母、……と、さかのぼって数えてみると十代前は千二十四人のひいひいひいひいひいひいひいひいじいちゃん、ばあちゃんがいることになり、三十代前だと、なんと十億を超える先祖がいたことになります。その間のご先祖をすべて合計すると約二十億。その中の誰か一人が欠けても今の自分は存在しないわけです。
『きみがきた場所』喜多川泰
この世に生まれることは、とても奇跡的なことです。
先祖の誰か一人でも欠けていたら、私たちは今ここにいません。
先祖の皆さんがみんな必死で繋いできた命です。
さらに、私たちの親のことを考えただけでも、今ここに生きていることの不思議を感ぜずにはいられません。
父と母がたまたま同じ時代に生まれ、そして、たまたま出会いました。
大人になるまでには病気やケガを幾度となくしたでしょうし、病気や事故などで死にかけたこともあるかもしれません。
それでもそれらを乗り越えて大人になり、出会い、お互いに惹かれ合い、結婚しました。
それって、どれくらいの確率で起こることなのでしょうか?
さらに、私たちは生まれるにあたりものすごい競争率を勝ち抜いてきた、まさに奇跡の命なのです。
そう考えると、せっかくこの世に生まれたのに、自分でその命を絶ってしまうなんてもったいないと思うのです。
ただ、一方で、絶対に生きるべきだということに対して、本当にそうだろうかという気持ちもあります。
私も生きるのはとても大変だと感じますし、私自身幾度となく自分の生死について考えてきたためです。
簡単に答えが出ることではありません。
でも、今、私は生きたいと思っていますし、生きてきてよかったと思っています。
自分について
だいぶ長いこと小嶋洋平として生きてきましたが、自分のことってわかるようでわからない。
それが今の私の自分に対する感覚です。
生きづらさを感じてきた人生
小学生のころはとても社交的で、積極的に人と関わっていましたが、中学ぐらいからは、人との関わりがうまくいかないと感じることが少しづつ増え、高校からは、人との関わりはあったものの表面的なものがほとんどになっていきました。
今思えば、それ以来ずっと、生きづらさを感じながら生きてきたように思います。
振り返ってみて、そして、今
今、自分のこれまでの人生を振り返ると、本当にいろんなことがあったな〜と思います。
それに、そのときそのときを、とにかく必死に生きてきたという感じがします。
今でも、生きるって本当に大変だなと思うのも事実ですが、それでも今は、一生懸命生きたいと思っています。
そして、“いま”を大事にしたいと思っています。
好きなこと
中学生ぐらいまでは、外で遊んだり体を動かすのが好きでしたが、高校生ぐらいからは、あまり外に出なくなっていきました。
そして今は、完全にインドア派。
まあ、そうなったのにもいろいろと理由があったのですが……
本
趣味を聞かれると困ってしまいますが、あえて言うなら、読書になると思います。
本がこの世にあってよかったと思ったことは幾度となくあります。
もっというなら文字がこの世にあってよかったと思いますし、もっともっというなら言葉があってよかったと思います。
好きな作家は、喜多川 泰さんです。
ジャンルは、自己啓発系の小説です。
話が面白いのはもちろんですが、「こういう考え方があるのか」とか「もっと早くこの本に出会いたかった」と何度も思いました。
もし興味をおもちでしたら、ぜひ読んでみてください。
どの本も面白く、おすすめを聞かれても一冊に絞るのはとても難しいです。
言い方を変えれば、はずれがない。
あなたが気になって手に取った一冊が、おすすめになるのではないでしょうか。